杉戸・春日部・幸手・久喜の小児科と皮膚科の井上小児科皮フ科
-アレルギーやアトピーやぜんそくなどの診療-

井上小児科皮フ科
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井上小児科皮フ科 ブログ - Part 8

おたふくかぜ

開業してから、今年ほど、おたふく風邪が流行した時期はなかった。
学校保健法も変わった。以前は、「耳下腺の腫脹が消失するまで」出席停止だったが、現在は「耳下腺の腫脹が始まって5日経過し、全身状態が良好になるまで」が出席停止となっている。医療従事者側も、まだ対応に混乱している。
治療はなく、経過を見るだけ。合併症で髄膜炎の報告があるが、極めてまれ。開業して20年で昨年1例、髄膜炎の合併を経験し、土屋小児病院に紹介した。難治性中耳炎の報告も見られる。耳下腺炎にかかると、尿中のアミラーゼが上昇する。

手足口病

春から全国的に手足口病が流行した。
典型的には、手のひら、足の裏、口の中に小さな水疱(みずぶくれ)が多発する。しかし、今年のケースでは、大腿、下腿、臀部、前腕などに比較的大きな水疱ができ、体幹に水疱ができている患者さんもいた。
水痘(水ぼうそう)と見分けるのが難しい症例もあった。一日、二日経過を見て全身に拡大すれば水痘、ほとんど増えなければ手足口病と診断できた。
治療は特になく、経過を見るだけ。軟膏が効くわけではない。登園は、一般的に特に禁止されているわけではないが、水ぶくれがひどい場合には、少し症状が落ち着いてから保育園、幼稚園に行ってもいいと話した。

RSウィルス感染症

毎年、冬にRSウィルス感染症がはやる。今年は、長期間、流行している。
RSウイルスにかかると、分泌物が多くなる。(鼻水がたくさん出る、痰のからんだ咳が多く出る)熱は数日。ただ、喘鳴(ゼイゼイ)がひどくなることがあり、肺の中に空気が十分入らなくなると、(低酸素血症)入院になり、その比率は乳幼児ほど高い。RSの診断は、熱が続いて、咳、鼻水がひどい時には、鼻の中に綿棒を入れて簡易キットでチェックしている。RSにかかったからといっても、全員が重症になるわけではないが、数日間、注意深い観察が必要である。

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